2014/02/08
ジェノサイド(2011) - 高野 和明
今年読んだ一番最初の本
ジェノサイド(大量虐殺)です。実は以前から読みたかった本で、やっと文庫化されたので購入しました。
------------------------------------------------------------------- 急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。
(※ 「BOOK」データベースより)
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久しぶりに心躍る体験をした。時間を忘れてページをめくった。
ネタバレになってしまうので詳しい事は書かないが「人類の存亡」をかけた壮大なテーマ。最後の最後で今まで追いかけていたモノの他にも!? という少し意外な展開も実に巧い。作中に出てくる単語もリアリティに溢れていて、「ハインズマンレポート」や「肺胞上皮細胞硬化症」といった単語などは実在しているものなのかどうか思わずググッてしまったぐらいだ。
かなりの力作、大作だ
だがしかし、残念ながら本作をオススメする気にはなれない
なぜ日本という国のイメージをここまで悪く描かなければいけないのか?
この人、思想が偏り過ぎでしょう。ほんとミックが不憫でならん。彼の最期など全く必要性が無いシーンだと思います。
作中で自分の思想を語るのは別に構わない。だが、一流のエンターテインメント作品に作者の偏り過ぎた思想の描写は不要ですね。
これでは著者の他の本を読む気がしませんね

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(※ 「BOOK」データベースより)
久しぶりに心躍る体験をした。時間を忘れてページをめくった。
ネタバレになってしまうので詳しい事は書かないが「人類の存亡」をかけた壮大なテーマ。最後の最後で今まで追いかけていたモノの他にも!? という少し意外な展開も実に巧い。作中に出てくる単語もリアリティに溢れていて、「ハインズマンレポート」や「肺胞上皮細胞硬化症」といった単語などは実在しているものなのかどうか思わずググッてしまったぐらいだ。
かなりの力作、大作だ

だがしかし、残念ながら本作をオススメする気にはなれない

なぜ日本という国のイメージをここまで悪く描かなければいけないのか?
この人、思想が偏り過ぎでしょう。ほんとミックが不憫でならん。彼の最期など全く必要性が無いシーンだと思います。
作中で自分の思想を語るのは別に構わない。だが、一流のエンターテインメント作品に作者の偏り過ぎた思想の描写は不要ですね。
これでは著者の他の本を読む気がしませんね







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