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2009/12/18

終末のフール(2006) - 伊坂 幸太郎

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終末のフール (集英社文庫)終末のフール (集英社文庫)
(2009/06/26)
伊坂 幸太郎

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「人生、いかに生きるか」難しいテーマですね。

なんとなく生きている人が多い現実と比べ、この作品に登場する人物は誰もが必死にもがき、あがき、苦悩しながら生きているのが印象的だ。誰もが余命3年という設定。ある人物は家族の再生の為に、ある人物は妻と新しく生まれて来る生命の為に、ある人物は復讐の為に、悩み、がむしゃらに生きている。

中でも心に残った物語は、非現実的な現実に直面してもなお、真っ直ぐに生きようとする女の子が主人公の「冬眠のガール」、少し悲しい結末だけど対照的な人物が紡ぐ物語が素敵な「天体のヨール」、小さい頃に観た俳優に憧れ、夢は破れるも「人間の絆」を求めた女の子が主人公の「演劇のオール」です。

特に「演劇のオール」は読んでいて救われた。ちょっと偶然に偶然が重なって「狙ってた感」が強かったけど、とても良かった。最後のオチ(え? マジで?)も良かった。

作中に黙々と自伝を書いている人物がいて、その人物の考え方に少し共感を覚えた。このblogも基本はくだらない事を書いているけど、実は意味(blog名もWilliam Somerset Maughamっていう、いかにも偉そうな作家の著書「人間の絆」からなのだ)があるのだ。blogの内容が素敵な名前に伴っていなくて心苦しいですけどね( ;´∀`) ははは。

最後に「深海のポール」に登場したレンタルビデオ屋の店長の親父さんが読者に「登る(生きる)しかねぇだろうが」というメッセージを伝え、物語は結末に向かう。最後の一秒まで生きてやればいいのさ。きっとそこからの景色は格別だ。

少し別の畑の話題ですが、チュンソフトの「」が好きな人は、この本を読まれる事をオススメします。この本を読んで「街」を連想しました。もちろん、この本が気に入った方は「街」をヾ(´ー`)ノ きっと忘れられない一冊(一本)になると思いますよ♪

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