2011/04/25

人形館の殺人(1989) - 綾辻行人

読了。

人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)
(2010/08/12)
綾辻 行人

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亡父が残した京都の邸「人形館」に飛龍想一が移り住んだその時から、驚倒のドラマが開始した。邸には父の遺産というべき妖しい人形たちが陣取り、近所では通り魔殺人が続発する。やがて想一自身にも姿なき殺人者がしのび寄る。名探偵島田潔と謎の建築家中村青司との組合せが生む館シリーズ最大の戦慄。
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なるほど そう来たか。これは完全な異色作ですね。

衝撃を受けた「十角館」、雰囲気重視の正統派「水車館」、可能な限りのトリックと伏線を叩き込んだ渾身の作品「迷路館」...そして今作「人形館」ですかー。ある程度の予想はついていたけど、まさかそんなオチかいな。いやぁ、こういうのは嫌いじゃないよ。でも本当にそう来るとは思わなかった(笑

巻末の「新装改訂版あとがき」にて、綾辻さんが「旧版の章末にいくつかの「作者註」をつけていたのを、この改訂版ではなくすことにした」と言っていますが、これは正解だと思う。おそらく初めて「綾辻行人」の本を読む人とか、今までの館シリーズを読んでいない人に対する配慮だと思うけど、「もうこれだけ時間も経ったしいいよね」って事だと思う。
(でも、「戦前の梅沢家事件」の註は残しておいても良かったかもしれない。まだまだ知らない人だっていると思うからさ!)

ただ、逆を言えば「へへん、こんな註は無くても騙す自信があるぜ」って事なんですよねぇ。えぇ、えぇ、まんまと騙されましたとも

どちらかというと反則になってしまいそうなオチに賛否両論な作品だと思いますが、ウチは評価しますよ。一度築き上げたモノを壊す勇気と、少しのいじわるな性格。なかなか上手く誤魔化してあるし、嫌いじゃないw

※ 「十角館」→「水車館」→「迷路館」→「人形館」の順番がベター くれぐれも「人形館」を一番最初に読まないように注意!

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