2011/10/24

火刑法廷[新訳版](1937) - ジョン・ディクスン・カー

「ヘレン・マクロイ」の「暗い鏡の中に」に続いて読了。「暗い鏡の中に」はイマイチしっくりと来なかったが、「火刑法廷」は面白かった

火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫)火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(2011/08/25)
ジョン・ディクスン・カー

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広大な敷地を所有するデスパード家の当主が急死。その夜、当主の寝室で目撃されたのは古風な衣装をまとった婦人の姿だった。その婦人は壁を通り抜けて消えてしまう…伯父の死に毒殺の疑いを持ったマークは、友人の手を借りて埋葬された遺体の発掘を試みる。だが、密閉された地下の霊廟から遺体は跡形もなく消え失せていたのだ!消える人形、死体消失、毒殺魔の伝説。無気味な雰囲気を孕んで展開するミステリの一級品。
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まず最初の事件が起こるまでの導入部分がグッドです

謎を含んだ物語がテンポ良く進み、「これからどのような展開になっていくのだろう? なぜ自分の妻の写真が掲載されているのだろう? そもそも、この作者は何者なんだ?」というような疑問が次々と自然と浮かび、先の展開が気になる構成となっていた。

そしてあの気持ちの良い(?)物語の結末と、再び読者を混乱させる衝撃のエピローグ!

ミステリ小説として読んでも、怪奇小説として読んでも物語が成立する」この融合した二つの要素の完成度の高さに、ただただ驚くばかりでした。最後のエピローグの衝撃にはゾクゾクしました。

こちらを先に読んでいれば「暗い鏡の中に」も素直に受け入れる事ができたかもしれないなぁ。またいつか機会があれば再読してみたいと思う。

やっぱり男性の訳者の方が読みやすいなぁ

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