2012/02/15

ラピスラズリ(2003) - 山尾 悠子

「画題(タイトル)をお知りになりたくはありませんか」
不世出の幻想小説家が、20年の沈黙を破り発表した連作長篇小説。読了。

ラピスラズリ (ちくま文庫 や 43-1)ラピスラズリ (ちくま文庫 や 43-1)
(2012/01/10)
山尾 悠子

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冬のあいだ眠り続ける宿命を持つ“冬眠者”たち。ある冬の日、一人眠りから覚めてしまった少女が出会ったのは、「定め」を忘れたゴーストで―『閑日』/秋、冬眠者の冬の館の棟開きの日。人形を届けにきた荷運びと使用人、冬眠者、ゴーストが絡み合い、引き起こされた騒動の顛末―『竃の秋』/イメージが紡ぐ、冬眠者と人形と、春の目覚めの物語。不世出の幻想小説家が、20年の沈黙を破り発表した連作長篇小説。
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真の幻想小説 知る人ぞ知る幻想文学作家。初トライ。

読み始める前は「三島由紀夫」の小説のような、それこそウットリしてしまうような美文を。もしくは「佐々木丸美」の小説のような、幻想的でありながらどこかメルヘンチックな雰囲気を想像していました。

すいません。いざ勇んで読んでみたものの、マジで最後までちんぷんかんぷんでした

ここまで読むのに苦労した本は久しぶりで、まだ「夢野久作」の「ドグラ・マグラ」の方が読みやすいんじゃないのかって思うほど苦戦しました(っていっても一回しか読んでないけど)。最初の「閑日(少女とゴーストの物語)」は「佐々木丸美」の小説みたいな雰囲気で読みやすかったんだけどなぁ。

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「閑日(かんじつ)」「龗(かまど)の秋」の豊かな記述は、晩秋・初冬の陽の匂いや食器がたてる音や古い布の手触りといったさまざまな具体的なものを想起させます。ところがじつはそこから、作者の「遠近法」「耶路庭(えるにや)国異聞」「仮面物語」「破壊王」などの思考実験的な先行作品を介して、ベケットの熱力学的短篇「人べらし役」とボルヘスの幾何学的短篇「バベルの図書館」への道が開けている。閉じた小世界が叛乱(はんらん)、疫病、エントロビー増大などを契機に滅亡・没落するさまを緻密(ちみつ)に記述することにこの作者は長けているのです。
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    ↑
解説より一部抜粋。いかがでしょうか。とりあえずウチに何回、IMEパッドとグーグル先生を駆使させるつもりなんですかねw

もちろん解説を読み終わったウチがそのまま頭を抱えたのは言うまでもありません

「何物にも例える事ができない何か異質なモノ」そう感じるのがやっとだった。amazonのレビューでは「硬質」って表現されてる。言われてみればそうかもしれない。

読書って難しいね

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■ 読了済の本 / 山尾 悠子
ラピスラズリ

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