2012/04/30

スタイルズ荘の怪事件(1916) - アガサ・クリスティ

読了

本書は「灰色の脳細胞」と異名をとる名探偵ポアロシリーズの記念すべき第1巻であり、ミステリの女王「アガサ・クリスティ」が初めて書いた探偵小説である。

スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
(2003/10)
アガサ クリスティー

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旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、到着早々事件に巻き込まれた。屋敷の女主人が毒殺されたのだ。難事件調査に乗り出したのは、ヘイスティングズの親友で、ベルギーから亡命して間もない、エルキュール・ポアロだった。不朽の名探偵の出発点となった著者の記念すべきデビュー作が新訳で登場!
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王道ですね そして、デビュー作とは思えない完成度の高さに驚かされました。

とにかくポアロというキャラクターがユーモアに溢れていて良いですね。彼女の小説の面白さとは、このポアロというキャラクターが上手く読者を事件に巻き込んでいるからなのかな?と読んでいて感じました。

必ずしも名探偵=天才ではないんですね。それはポアロも例外ではなく事件の謎に苦しみ、友人のヘイスティングズと共に物語終盤まで試行錯誤を繰り返します。「キミ(読者)も手伝っておくれよ」と。この結末までの過程が実に丁寧に書かれている点が、他のミステリーに比べて素晴らしいと思います。

それでいて最後の最後ではバッチリ決める。意外な結末。さすがミステリの女王です

新訳なのも関係しているのかもしれませんが、読んでいて特に古臭さを感じる部分もなく、とても楽しめました。「アガサ・クリスティ」と言えば、島に招かれた10人の男女が姿無き人物に次々と殺されていく「そして誰もいなくなった」が有名ですが、個人的には本書のような古き良き古典ミステリも好きですね。

最近、作品がアニメ化されたりと話題だったり、管理人も好きな「綾辻 行人」の作品で例えるなら「そして誰もいなくなった」=「十角館の殺人」、「スタイルズ荘の怪事件」=「水車館の殺人」でしょうか。

古き良き古典ミステリの入り口として、「アガサ・クリスティ」の作品の入り口として本書ほど適した作品はないかと思います

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■ 読了済の本 / アガサ・クリスティ
スタイルズ荘の怪事件、そして誰もいなくなった

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