--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告
2012/05/24

誘拐症候群(1998) - 貫井 徳郎

読了

誘拐症候群 (双葉文庫)誘拐症候群 (双葉文庫)
(2001/05)
貫井 徳郎

商品詳細を見る

-------------------------------------------------------------------
警視庁人事二課の環敬吾が率いる影の特殊工作チーム。そのメンバーのある者は私立探偵であり、托鉢僧であり、また肉体労働者である。今回の彼らの任務は、警察組織が解明し得なかった、自称・ジーニアスが企てた巧妙な誘拐事件。『症候群シリーズ』第二弾。再び現代の必殺仕置人が鮮やかに悪を葬る。
-------------------------------------------------------------------

「必殺仕事人」貫井徳郎ver 第二弾!

今作は前作では出番の少なかった托鉢僧の武藤が活躍する。武藤は沈着冷静な原田とは違い意外と感情的。その意外なギャップが人間臭くて面白かったですね(相変わらず環は掴みどころがないキャラクターですが)。

1998年の作品ということでBLOGがホームページと書かれていたりとか少し時代を感じる表現がちらほらと見られますが(オフラインでメールを書いて送信する時だけネットに接続するとかねw)、インターネットを活用した誘拐犯罪というモチーフは当時としては、かなり先見性の感じられる題材なのではないだろうか。

物語の後半、巧妙な犯人に対して環が取った手段は現在でいう「炎上」と呼ばれる現象に近い手段であり、某大型掲示板が有名になった西鉄バスジャック事件が2000年という事を考えると、その2年も前にインターネットのおそろしさ・個人情報の大切さなどを提示している本作&貫井徳郎は実に鋭いですね。

中盤にそこまでパソコンに詳しくない人物が偶然にもとあるホームページを発見したりとか、偶然にもとある場所でとある人物と遭遇したりとか、ちょっと偶然が重なりすぎていた点が少し引っかかりましたが、巧妙な犯人「ジーニアス」が特定されてしまう要因となったトリックなどはなかなか良く出来ていて、エンターテインメントとしてはかなり高水準な作品でした。

よーし ついに本命の「殺人症候群」だー!

-------------------------------------------------------------------

■ 読了済の本 / 貫井 徳郎
慟哭、失踪症候群、誘拐症候群

blogram投票ボタン

肉球 ランキングに参加してみました。よろしければクリックお願いします ^^
kao03 拍手とかコメントとかしていただけると、とても嬉しいです うさぎ
スポンサーサイト
■ 読書 | Comments(0) | Trackback(1)
Comment

管理者のみに表示
Trackback
読了 誘拐症候群 (双葉文庫)(2001/05)貫井 徳郎商品詳細を見る-------------------------------------------------------------------警視庁人事二課の環敬吾が率いる影の特殊工作チーム。そのメンバーのある者...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。