2012/09/23

セントラル・パーク事件(1942年) - クレイグ・ライス

読了 たまたま古本屋で発見して購入しました。

セントラル・パーク事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫)セントラル・パーク事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(2006/04)
クレイグ ライス

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その写真にたまたま写っていた人物こそピジョン氏だった。七年前に高額の保険をかけて忽然と疾踪し、まもなくその保険金が下りるはずのピジョン氏が生きていた!写真を手にしたビンゴは一計を案じた。ピジョン氏を押さえれば、保険金の分け前にあずかれる…相棒のハンサムとともに乗り出したビンゴだが、怪しげな人物が次次に現われて、事態は大混乱!ビンゴ&ハンサムの名コンビ・シリーズ第一作、新訳決定版で登場。
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以前に読んだ「マローン殺し マローン弁護士の事件簿〈1〉」は、初「ライス」&どちらかというとシリーズを読んでいるファン向けの短編集だった事もあり、あまり楽しめなかったウチにとって本作は「ライスの小説の面白さ」を教えてくれた作品でした。

とにかく登場人物がユーモアに溢れていて読んでいて愉快なのだ

チビで痩せっぽちで赤毛で貧相な(ただし野心の強さは誰にも負けない)「ビンゴ」と、超人的な記憶力を持ち(ただし別の部分で少し頭が弱いw)、どんな女性も虜にしてしまうような長身&イケメンの「ハンサム」が繰り広げるユーモア・ミステリー。この主人公である凸凹コンビが実に良い味を出しているのだ。

ユーモアに溢れすぎていて、どちらかというと「これコメディじゃないの?」と思ってしまうこともしばしば。でも、冷静に考えてみると結構な登場人物が容赦なく殺されたりしてるんですよねぇ。そんな冷たい物語をここまで面白おかしく書けてしまう。それこそが「ライス」の魅力であると思いました。

推理&ミステリ要素は少ないですが、気軽に読めて楽しい作品でした 最後のオチも王道過ぎる気がしますが、この作品に相応しいラストだったと思います。

表紙の2人が「ビンゴ」と「ハンサム」なのですが、ウチとしては「シュワちゃん」が登場するコメディ映画「ツインズ」の2人みたいな感覚でした

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